「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか⁉
令和を生きる日本人はどうすればいいのか⁉
こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう
遠い昔、バビロンという豊かな都市がありました。
しかし、そこは貧富の差が激しく、裕福な人がいる一方、貧乏生活から抜け出せない人々もいました。
それは、今の令和の日本と重なります。
こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう。
このように考えながら、日々働いている人は多いのではないでしょうか。
当時の貧乏生活から抜け出せないバビロンの人々もそう思いながら厳しい生活をしていました。
そこから奮い立ち、富と繁栄を求めて行動していった結果、貧しかった人々も豊かに暮らしていけるようになったのです。
富と繁栄を求めて行動した具体的な内容を知りたい。
その知恵は現代においても活かせるものです。
バビロンの人々が厳しい時代を乗り越えたように、我々令和日本人もその知恵を学び行動し、豊かに生きていきましょう。
頑張ってるのに、お金が貯まらない問題を解決しよう!
財産を築くには不滅の「原則」があった
バビロンの人々が大富豪になり得たのは、知恵者からある「原則」を学んだためだった。
その「原則」は、「稼いだものは、すべてその十分の一を自分のものとして取っておく」ということから始まっていた。
この原則は、お金の良書全てに基本として記されています。
今の世の中だと、給料日に天引き貯金、先取貯金をすればいいということです。
クレジットやローンの支払いでそれどころじゃないという場合でも、これを始めないとお金を増やすことは出来ません。
予算管理を徹底し、収入の一割を必ずとっておきましょう。
本書の言葉で、この事に関して胸を刺される言葉がありました。
稼いだものは、全てその一部を自分のものとして取っておく。稼いだ金額がいかに少なかろうと十分の一より減らしてはならない。十分の一の金でさえ、取っておく余裕などまるでないこともあるだろう。だが、とにかくまず自分自身に支払え。
バビロンの大富豪
自分自身に支払うという言葉は励みになります。
全てを他の支払いに使うのではなく、まず一番に大切な自分自身に収入の一部を支払いましょう。
先取貯金は、蓄財の基本!
富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは
大富豪が教授する「富を得る方法」、その「黄金の知恵」を解き明かす。
第一の知恵 財布を太らせることから始めよう
「原則」にもあるように、一万円札十枚の収入があれば、使うのは九枚まででやめておくこと。取り出すのを九枚までにすることを始めた途端、財布はふくらみ出す。
おそらく、稼いだ金の十分の九を超える分は使うのをやめてからも、それまでと同じように生活してゆくことができます。
稼いだ金の一部なりとも使わずに取っておく人間には、金がより簡単に寄りつくようになる、というのは神々が定めた法則であり、むろん財布が空の人間からは、金が逃げてゆくということ。
財布から取り出す金には、すぐに手に入るけれど消えるのも早いものが買えるだけの力しかありません。財布の中に残しておいた金によってこそ、初めて実質的な価値あるものが手に入るのです。
バビロンの大富豪
・すぐに手に入るけれども消えるのも早いもの→ブランド装飾品、リッチな食事
・実質的な価値あるもの→金、不動産、専門知識、定期的な報酬を確保する投資
第二の知恵 自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
驚くべき事実として、私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。
必要な経費と自分自身の欲求とを混同してはいけないのです。
たとえ1円でも、金を使うときには、それが百パーセント使う価値があるものでなければならい、ということを肝に銘じましょう。
予算を組むことは、財布をふくらませることをより簡単にするためなのです。
財布をふくらませてくれている一割には手をつけてはいけません。
このこと自体を、叶えなければいけない大きな欲求にしてしまうのです。
収入の九割以上は使わないこと。必要なものを買い、娯楽をまかない、一番大事な欲求が叶えられるよう支出のための予算を組むこと。
バビロンの大富豪
第三の知恵 貯めた資金は寝かさずに増やすべし
人間にとって財産とは、財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身をふくらませてくれる金の流れこそが財産なのです。
貯めた金は最後の一枚にいたるまで働かせること。
バビロンの大富豪
残したお金で優良投資、資産運用!
第四の知恵 損失という災難から貴重な財産を死守すべし
災難というものは、人々の暮らしに大きな傷跡を残して立ち去ります。
財布の中の金はしっかりと守らなければなりません。
健全な投資について、まず第一の原則は元本を確保することです。
元本が保証されているところ、望むときに回収できるところ、適正な利息を徴収できなくなる恐れのないところなど、こうした相手に投資の対象を絞って、自分の財産を守ることです。そのためには、知恵のある人間に相談すること。つまり金を扱って利益を生むことに経験を積んだ人の忠告や助言をしてもらうことです。
バビロンの大富豪
自分の大切なお金を死守すべし!
第五の知恵 自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
自分自身の住まいを持ち、誇りをもって手入れできる庭を獲得することで、人は自信を持ち、何をするにしてもいっそ努力するようになります。
最後には、価値ある財産を自分のものとすることができ、唯一必要な経費は税金だけとなるわけです。
つまり、自分の住まいを手に入れた人間は良いことずくめなのです。
生活コストは大きく下がり、仕事で稼ぐ金のうち、娯楽や自分の欲求を満足させることに使える額が増えるでしょう。ですからこれが空っぽの財布を太らす”第五の知恵”といえるのです。自分の住まいを持つことです。
バビロンの大富豪
資産価値のあるマイホームをゲットしたい!
第六の知恵 将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
自分がもはや若くないときには、将来に備えて相応の所得を用意しておくこと、たとえあなたが死んでも家族が快適な生活が続けられるように準備をしておくこと。
投資にあたっては長期にわたって安全に続けることができ、予測すべき事態には現金化できる措置を講じておくべきです。
少額の金でも”定期的”に積み立ててゆけば、驚くほど収益が得られるのであれば、「年老いたときのための金」や「家族を守る財産」を確保する余裕がない人間などいなくなるのです。
商売や投資がどれほど繁盛していても、この原則だけは変わらないのです。
今ある手段や方法を何でも利用しなければなりません。
年老いてから必要な金と、家族を守るために必要な蓄えとをあらかじめ用意しておくことです。
バビロンの大富豪
将来に備えて、積み立てNISAをしよう!
第七の知恵 明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
収入を増やすために絶対必要なもの、それは「もっと稼ぎたい」という強い望みです。
それは健全で見上げた望みです。
小さなものでも明確な望みを実現するやり方さえ身につければ、より大きな望みを実現するための訓練となってゆくのです。
望みは単純で明確なものでなければなりません。望むものが多すぎたり、複雑すぎたり、あるいは人間が訓練しても不可能な、はるか限界を超えていれば、自滅してしまいます
自分の仕事に関心を持ち、作業に集中し、努力の手をゆるめないようにしましょう。
知恵を身につけるにつれて、稼ぎも多くなるでしょう。自分の職業についてより深い知識を求める者には豊かな報酬が待ってます。
人間の活動は常に変化し前進しています。人は誰でも自らの技量を高め、相手の求めにより良く応じられるよう努力しているからです。立ち止まらずにいつも進歩の最前線にいるようにしましょう。
自尊心のある人間である為に守ること
・借金は能力の及ぶ限り、なるべく早く返すこと。
・支払い能力を超える買い物はしないこと。
・家族の面倒を見て、家族から慕われ、尊敬されるよう努めること。
・遺言書をきちんと作っておくこと。神に召されたとき、その遺産配分は、適切で、しかも各人の名誉を重んじる形でなされるようにしておくこと。
・親しい人には思いやりのある態度で接すること。運命のめぐりが悪く、傷ついたり打ちのめされた人への同情を寄せ、無理のない範囲で援助すること。
空っぽの財布を太らす”第七の知恵”
自分らの能力を開発すること。
仕事の技量を高めること。
勉強して考えを深くすること。
自尊心を持って、先ほど述べた五項目のような行動を取ること。
黄金の「七つの知恵」
第一の知恵—財布を太らせることから始めよう。
第二の知恵—自分の欲求と必要経費とを混合するべからず。
第三の知恵—貯めた資金は寝かさずに増やすべし。
第四の知恵—損失という災難から貴重な財産を死守すべし。
第五の知恵—自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ。
第六の知恵—将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし。
第七の知恵—明確な目的に向かって、自己の能力と技能を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし。
バビロンの大富豪
黄金の「七つの知恵」は、令和時代でも必須!
心得るべき不滅の知恵!
「幸運の女神」が微笑む人間とは
「幸運の女神」についてわかったこと、それは誰にでもチャンスは訪れる。
しかし、その与えられたチャンスを活かして実行に移さなければ、いつまで経っても女神に気に入られることはない。
チャンスは全員に訪れ、幸運はチャンスのあとに続いてやってくる。
自らの境遇を良くするためのチャンスを掴みたいと思っている人間にだけ、幸運の女神が関心を寄せるのです。
行動こそが、めざす成功へと導いてくれるのです。
「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。
バビロンの大富豪
チャンスを掴め!!!
「五つの黄金法則」
人間というものは、賢明な行動を取れば一生楽しく暮らせる。
反対に、軽率な行動を取れば、苦しみがついて回ることになる。
望みの強さが魔法の力となる。
”五つの黄金法則”の知恵から、その力を管理するといい。
一、将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。
二、貯まった黄金が更なる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。
三、黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。
四、自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
五、あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅惑的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。
バビロンの大富豪
賢くないと、人生はハードモード…
五つの黄金法則をいつも忘れずに!
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