定数とは
よし
定数とは、特定の値の代わりに使用され、プログラムの中で変化することのない「名前」になります。
定数は、消費税やパスワード、円周率のように固定された値を格納し、プログラムの中で繰り返し記述する時に利用します。
◎定数を宣言する
定数を宣言するには、Constステートメントを使用します。
定数は宣言する際に必ず値を代入する必要があります。
Const 定数名 As データ型 = 格納する値
Sub test()
Const Syouhizei As Double = 0.08
Dim Kingaku As Double
Kingaku = 100
MsgBox "税込み金額は" & Kingaku + (Kingaku * Syouhizei) & "円です"
End Sub
上記のようにコードを記述して実行すると、「税込み金額は108円です」と表示されます。
よし
定数「Syouhizei」と変数「Kingaku」が、Double型で宣言されているのは、小数値を扱う必要があるためです。
◎他の定数の参照
定数は、他の定数の値を使って、自身に格納する値を設定することができます。
Sub test()
Const Syouhizeiritu As Double = 0.08
Const Syouhizei As Double = Syouhizeiritu + 1
Dim Kingaku As Double
Kingaku = 100
MsgBox "税込み金額は" & Kingaku * Syouhizei & "円です"
End Sub
コードを実行すると、「税込み金額は108円です」と表示されます。
よし
変数はいくらでも書きなおしができるけど、定数は後から書きなおすことができないと覚えておこう!
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